ROシステム(逆浸透膜濾過)
地球上の水量の分布は、海水97.5%・氷河2.5%・河川や湖0.01%で生活必需水(農業用水等を含む)は、約100年前と比 較して、約10倍の必要量に増大しております。至るところで水の需要が増大している昨今、貴重な水資源を有効活用することは、地球環境への優しいいたわり と、人類の健全な繁栄のために、必要不可欠な事柄となっております。
今回ご提案する、逆浸透膜(RO)技術を活用した「ROシステム」は、地球環境への配慮や水不足の解消と、水道代のコスト削減に大きく貢献する、現代の究極のシステムです。
高分子RO(逆浸透)膜を採用
ROシステム(逆浸透膜濾過)とは:Reverse Osmosis Membrane System
ROシステム(逆浸透膜濾過)は、海水の淡水化を目的として開発されました。水を通しながら、微粒子やイオン物質などを通さない性能を持っています。現在 このROシステム(逆浸透膜濾過)は、完璧な純水を必要とする医療現場や、不純物を嫌う半導体製造工場などで使用されています。 この物質を活用し、地下水の不純物を除去し、安全な飲料水を提供します。

RO(逆浸透)分離膜の原理
半透膜で仕切られた容器に濃厚溶液と希薄溶液を入れると、浸透圧差により、希薄溶液側の溶媒が濃厚溶液側に半透膜を通って移行し、両溶液の濃度が一定になろうとします(図1)。この事象を「浸透」と言います。
「逆浸透(RO)」とは、濃厚溶液側に浸透圧より大きな圧力を加えることにより、半透膜を介して溶媒(*) を濃厚溶液側から希薄溶液側に移行させることを言います(図2)。
(*)溶媒:溶かしている物質(液体)

膜ろ過操作方式
RO装置の内のROモジュールは、無理のないろ過を行うためにクロスフロー方式にて原水をろ過しています。

ROシステム(逆浸透膜濾過)の遍歴
ROシステム(逆浸透膜濾過)は、環境先進国、米国政府が、大学や研究所、民間企業に依頼して、1960年代終わり頃に完成させた技術です。
当初は潜水艦やスペースシャトル内の飲料生成装置として、主に軍事的色彩の強い目的で使用されてきました。
今回のROシステム(逆浸透膜濾過)は、米国で培われた技術を最大限応用して、改善すべき点は改良を重ねて、民間への技術転用を図った画期的なシステムになります。
最新ROシステムフロー
ROシステム(逆浸透膜濾過)のサポート体制
●ROシステムのアフターサービスについて
1年間 無償アフターサービス
2年目以降は有償にて承ります。
●ROシステムのデモンストレーションの実施について
ご予約にてデモンストレーションを横浜で実施いたします。
現地でのデモンストレーションもご要望によって実施いたします。
●ROシステム製造
轍産業株式会社
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